基本情報技術者試験を受けたいけど
「文系だけど大丈夫?」「右も左もわからないけどどうしよう」
と勉強を始める前で止まってしまってはいませんか?
確かに、触れてこなかった分野、0からの分野にスッと入っていける人はなかなかいません。
しかし、するべきことが分かっていたらどうでしょうか。
することがわかればなんだか一歩踏み出せそうな気がしませんか?
この記事は、そんな基本情報技術者試験にチャレンジするあなたの道しるべになります。
基本情報技術者試験を知る
具体的な学習の流れに入る前にまずは、あなたが今から受ける試験、基本情報技術者試験について知りましょう。
もう知っているよ。という方も再認識のために確認してみてください。
基本情報技術者試験とは
そもそも、基本情報技術者試験とはWikiによると
基本情報技術者試験(きほんじょうほうぎじゅつしゃしけん、Fundamental Information Technology Engineer Examination、略号FE)は、情報処理の促進に関する法律第29条第1項に基づき経済産業大臣が行う国家試験である情報処理技術者試験の一区分。対象者像は「高度 IT 人材となるために必要な基本的知識・技能をもち,実践的な活用能力を身に付けた者」。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%8A%80%E8%A1%93%E8%80%85%E8%A9%A6%E9%A8%93
情報処理技術者試験制度のスキルレベル2(スキルレベルは1から4が設定されている。)に相当する。2000年度(平成12年度)までの名称が第二種情報処理技術者試験であったことから二種という略称を用いる人もいる。
と記載されております。
まどろっこしく書いてありますが
- 国家試験であること。
- 高度 IT 人材となるために必要な基本的知識・技能をもち,実践的な活用能力を身に付けた者
の2点です。
要するに、基本情報技術者試験をもっているということは、国があなたは高度 IT 人材となるために必要な基本的知識・技能をもち,実践的な活用能力を身に付けた者だよ。と証明してくれるということです。
国が証明してくれるので拍がつきますね。
出題方式
出題方式は科目A・科目Bの2部制となっています。
科目A、科目Bどちらも6割以上の点数をとることで合格となります。
科目A | 科目B | |
試験時間 | 90分 | 100分 |
出題形式 | 四択問題 | 選択問題・記述問題 |
問題数 | 60問 | 20問 |
スケジュール
令和5年からCBT方式になったため、好きなタイミングで随時受けることが出来ます。
好きなタイミングで受験できるのはとてもありがたいです。
もしも落ちてしまった場合でも、次の試験まで長々とまつ必要もありません。
難易度
CBT方式に移行する前は合格率25%前後、移行後は40%前後となっています。
40%が高いと感じるか、低いと感じるかは人それぞれですが、しっかりと勉強した場合はもっと合格率は高いと考えています。
基本情報技術者試験は有名な試験ですので、会社や学校で半強制的に受けさせられることが多々あります。
そのため、試験日までに勉強が間に合わなかった人や、そもそも受ける気がなかったけど強制的に受けさせられた人の不合格も、合格率に含まれています。
※CBT方式に移行したら急に合格率が上がったのも、これが原因だと思っています。
ですので、しっかりと勉強した人の合格率はもっと高いことが予想されます。
合格率を見て、こんなに低いのは無理だよ。。。と諦めないでください。
しっかりと勉強すれば怖くなんてありません。
未経験から合格まで
ずっと文系でITなんて触れたことがない、未経験で右も左もわからない、そんな人でも合格まで辿り着けるルートを紹介していきます。
ITに慣れよう
何事もまずは慣れること、基本的な知識を身に着けることが大切です。
とりあえず、何をしたらよいかわからないから問題を解いてみよう。というのも間違ってはいませんがおすすめはしません。
なにもわからない状態で問題を解いても、なぜ間違ったかが理解できなかったり、誤った覚え方をしてしまう危険性があります。
そこで私がオススメする最初の勉強法は参考書を読むことです。
ポイントは急に覚えようとしないことです。
まずは書いてあることを理解することを最優先にして読んでみましょう。
科目Aにチャレンジ
ITに慣れ、ふわっとした知識が身に付いたら次は、科目A問題にチャレンジしましょう。
基本情報過去問道場といったサイトがあるので、そちらを利用することで効率よく勉強を進めることが出来ます。
単語の意味を覚えるのはここからです。
「過去問を解き間違えたところは再学習」これを繰り返すことで、知識がドンドン増えていきます。
この際の勉強方法は自分の好きな方法で構いません、ただ、過去問道場の解説を見るだけではなく、自分で再度調べることで定着がはやくなります。
模擬的に60問解くことを繰り返し、安定して6割以上とれるようになるまでは継続が必要です。
試験本番では緊張で、実力をすべて出せるとは限らないので、7,8割とれるようになると安心です。
科目Bにチャレンジ
午前問題がある程度解けるようになってきたら、科目B問題にもチャレンジしていきましょう。
正直、科目B問題が一番の難関です。
科目B問題では、アルゴリズム・プログラムと、セキュリティの2種類の問題が出題されます。
どちらも論理的な思考が必要な問題になっています。
科目Aと違い知識や暗記だけでは乗り越えられない問題になっていますが、問題はありません。
アルゴリズムやプログラム、セキュリティと聞くととっつきにくいイメージがあると思いますが、ただ繰り返したり、ちょっと判定したりとやっていること自体は単純なのです。
勉強法としては、過去問やサンプル問題を理解できるまで解説を見る、参考書を買うなどがオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事が皆さんの道しるべとなっていただけたら幸いです。
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